ひまわりが放射能物質の浄化に貢献!?

sasso.sio

2011年03月24日 23:47

ひまわり2525プロジェクト代表 シオザキアキコとして・・・

一刻も早く、1人でも多くの方の命が助かりますよう、
併せて被災された方々に、物資や支援の手が無事に届きますよう
心よりお祈り致します。

この度の東日本大地震において、
犠牲になられた方々のご冥福をお祈り申し上げますとともに、
ご家族やご親族、関係の皆さまに衷心よりお悔やみを申し上げます。


私の兄家族も茨城のひたちなかに住み、被災し、
埼玉の親戚の家に現在緊急避難しております。

また壊滅的な被害を受けた、陸前高田市は、
私が学生時代、自動車の免許を取得するために合宿した場所で
20才の夏の思い出がたくさん詰まった場所です。
本日お世話になった「高田自動車学校」の社長さんの安否確認が出来ました。
どうやら無事のようで、ひと安心しました。


皆さんもそうだと思いますが、
テレビや余震の情報を見る度に、心が苦しくなります。



命に感謝すると共に、今できることを精一杯やり
日本の復興の為に少しでも力になればと、微力ながら
目の前の仕事を一生懸命取り組んでいます。  

静岡で私たちが出来ることは、募金や物資の支援、節電、
そして、もしかすると「ひまわりを育てること」

最近ひまわりが放射能物質の浄化に貢献するというような記事を見かけます。
詳細はよくわからないところがありますが、少しでも役に立てるならばと
ここに告知させてもらいました。

私たちひまわり2525プロジェクトは
今年市政100周年記念に併せて、「100万本スマイルプロジェクト」として
ひまわりの種の配布とひまわり畑を創りひまわり祭を予定しています。

元々、1人でも多くの人に、笑顔で元気になって欲しい。
そういう願いで始めたプロジェクトです。
今回の震災で中止になったイベントが多数ありますが、
私たちは「みんなの笑顔」のために検討の上、
イベントを実施する方向で考えています。

また、今回の放射能浄化のお話を受けて、
今年浜松で育てたひまわりから採れた種を東北地域で育てられたらいいなあ。
土壌の浄化のお手伝いができたら何よりも嬉しい!と思い
ここに書かせて頂きました。


一つの花から、ひまわりの種は、多いもので約300~2000個とれると言われています。
ここ浜松で育てたひまわりの種が、何1000倍にもふくれあがり
たくさんの種が出来れば、
多くの土地にひまわりを育てる事もできるのではないかと思いました。


もちろん、種の輸送手段や、栽培場所、栽培する人、放射性廃棄物処理方法など
まだまだ調べなければいけないことや、協力者を募らなければいけない段階ですが、
私の意向では、ぜひ何か少しでも役に立てればと
また、ここに書くことでいろんなご意見やアドバイスを頂ければ嬉しいと
書かせて頂きました。

ご意見、アドバイスをお願い致します。
himawari2525project@yahoo.●●.jp


下記、インターネットの「寒地土木研究所」月報№646より引用。
http://www.ceri.go.jp/contents/news/20110322.html


上記の5種類以外にも放射性物質を吸収する能力も研究されており、チェルノブイリ原子力発電所爆発事故の検討例は注目されている。成果の概要はヒマワリがセシウム137を根に、ストロンチウム90を花に蓄積することが判明し、危険性が失われるまで30年以上かかる放射性物質を20日間で95%以上も除去できる能力を有する結果が得られている。」



1.寒地土木研究所月報№646
2007年3月号解説「ファイトレメディエーション(植物を用いた地盤の浄化法)について」の補足について

2. 平成23年(2011年)福島第一・第二原子力発電所事故に関連して、ファイトレメディエーション(地盤浄化)に関する当所の資料「解説 ファイトレメディエーション(植物を用いた地盤の浄化法)について(寒地土木研究所月報第646号)」を引用される方が増えております。
  このことに関して、資料の内容について補足を行いましたのでお知らせします。

 
補足の趣旨
本解説は、重金属による土壌汚染対策手法のひとつとして植物の重金属吸収能力を利用した浄化方法について紹介したものです。
 本解説中(寒地土木研究所月報第646号43ページ左下から4行目~右上から3行目)に「上記の5種類以外にも放射性物質を吸収する能力も研究されており、チェルノブイリ原子力発電所爆発事故の検討例は注目されている。成果の概要はヒマワリがセシウム137を根に、ストロンチウム90を花に蓄積することが判明し、危険性が失われるまで30年以上かかる放射性物質を20日間で95%以上も除去できる能力を有する結果が得られている。」との記述があり、多くの方から放射能汚染の除去方法として引用されているようです。
 この記述に関し、簡潔な記述としてしまったために本来の意図とは異なる受け止められ方をされる恐れがありますので、補足いたします。


補足内容
当該箇所は、植物による土壌中の放射性物質の吸収の研究事例を紹介したものです。
 ここで紹介した事例は、植物が一部の放射性物質を土壌から吸収して、その植物の体内に蓄積させることを除去と表現したものであり、放射性物質を分解したり消滅させたりするものではありません。空気中や根の届かない範囲の放射性物質に対する効果は期待できませんし、全ての放射性物質に効果があるかどうかも不明です。
 繰り返しになりますが、紹介した事例は、放射性物質を土壌中から吸収して植物体内に蓄積されるものであり、放射性物質を消滅させるものではありません。また、土壌の浄化には、植物の除去・運搬などの処理を行う必要があります。植物を植えたから問題が解決するというものではなく、その処理まで含めた対応が必要であることに御留意いただきますようお願いします。



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