『私が両親からもらったもの』
それは『怒らない』ということ。
家族が全員集まるとよくこの話題になります。
兄はもっと怒って欲しかった、なぜ怒らないのかと不安だったようで、サッカーの部活動を通じて受けた体罰や言葉の暴力が基本となり今仕事や子育てにおいても言葉の暴力を使っています。
一方同じ両親の元で育った私は体罰や暴力をあびる経験もなく、逆に両親から怒られたり叱られたりした経験がなく
(ダメな部分もたくさんありますが(^_^;))
逆にどうやって叱ったり怒ればいいのかわかりません。
学校での体罰やいじめが問題になりますが、こうして自分に置き換えて考えると負の連鎖を続けない。という事が大事だと思う。
人に対して、社会に対しても厳しい目を向ける方が少なくないですが、その厳しさが、私も含め完璧なんてなれない人々を苦しめ生きづらい世の中を作るのではないかと。
大好きな兄ですが、兄の子育てにはいつも一言も二言も口を挟んでしまいます。子育てに正解はないがやり直しも聞かない。
両親はよく私に教えてくれました。
『子供は神の子だよ、神様から子供が独り立ち出来るまで御あづかりしてるんだから、大切に自分勝手に育ててはダメだと。』
なぜ、怒らないの?と聞いた私に両親はこのように答えました。
『自営業で忙しく子供達に迷惑ばかりかけていて、寂しい思いをさせて申し訳なくて怒れない』と。
私には忙しくて家にはいない事が多かった両親ですが、頼りになる兄貴を二人も与えてくれて、愛情たっぷり頂きました。
両親が私に与えてくれたGIFTのおかげで今の私がある。
反面教師な部分もたくさんありますが、こと子供への愛情の掛け方というのを教えてくれたように思います。
父はよく私の話を聞いてくれていつもアドバイスをくれました。
母が羨むほど仲がいいねと。
母の父は厳格な父で非常に厳しくしつけられ、相談なんて怖くて出来なかったと言います。
厳しくしつけられという母を見て素晴らしいと思う部分とかわいそうと思う部分とあり、厳しくしつけるだけが全てではないんだなと実感します。
命の連鎖を考えるとなんだかいろいろ見えてきます。人って深いですね。
友達が紹介していた『叩かない、怒鳴らない育児』について書いてあるみたいで、注文してみました!
今日のエンディングノートのWSでの気づきと重なるものがありました。
Amazon.co.jpでチェック: ポジティブ・ディシプリンのすすめ
http://amazon.co.jp/dp/4750329800
みんなの心に太陽を(^ー^)ノ