自分の感受性くらい。
久々にこの詩に触れて、ビビッときた!大切にしよう、私の感受性。
現代人にも勇気を与える言葉。
以前、何かの授業か研修で朗読した記憶がある。
すっかり忘れてた。
なんと素晴らしい詩の世界。
ばかものよ!という言葉がまた最高!
勇気をもらいました、私はまだ大丈夫!
自分の感受性くらい
茨木のり子
ぱさぱさに乾いてゆく心を
ひとのせいにはするな
なにもかも下手だったのはわたくし
初心消えかかるのを
暮らしのせいにはするな
そもそもがひよわな志にすぎなかった
駄目なことの一切を
時代のせいにはするな
わずかに光る尊厳の放棄
自分の感受性くらい
自分で守れ
ばかものよ
茨木のり子は1926年大阪生まれ。第二次世界大戦後の荒廃した国土の中で誰もが萎縮していたときに、自分と他人を勇気づける詩を書き、人々の感銘を呼んだということです。
みんなの心に太陽を(^ー^)ノ